1日目の最後の公演
接客についてのマナーや、『どうすればよりエレガントで信頼のおける、魅力的な人物に見えるか』についてのお話。気分や体調に左右されないハイクオリティーな接客技術について学びました。
これは、本業にも生かせそう…と思いつつ、反省すべき点はとても沢山ありました。私は気分屋なところがあるからなあ

2日目)
午前中は、皆さんお待ちかね、メイクのお話でした

時代の移り変わりによって「美人の定義がいかに変化してきたか」という話に始まり(それも、平安時代から始まっていた)、メイクのトレンド、特に2002年から2007年までのメイクトレンドの特徴を、写真を見ながら考察していきました。
それから、東コレで自社(今回勉強会を開いてくれた会社は東京コレクションのバックでメイクを担当しているのです。昔はS生堂が担当していたそうですが…ってちょっと自慢です。宣伝?)がどんなメイクをモデルさんに施したか、という話。
それから、フェイスラインのタイプ毎にメイクのポイント説明!
例えば、丸顔の人が「丸顔でなく見せたい」と思うなら、眉はこう、チークはこう入れて、縦のラインを強調することが大事です、とか言ったような話。この話を理解を踏まえて、確かなメイクアップ技術があれば、どんな顔立ちの人も、メイクによってより魅力的にすることができるのだろうなあと思いましたよ。
その他、色々な眉毛の描き方、リップライナーの引き方によって唇の印象を変える方法、たれ目をカバーするアイラインの引き方、目をパッチリ見せるアイラインの引き方などなど、メイクは知っておくべき事が本当にたくさんあります。それをものにすると、本当に化粧で化けられる

デモの為のモデルさんを見ても、同じ人に見えないんです。
2日目の午後は社長直々のお話でした。
「モイスチャーバランスの整った皮膚は水分、NMF(天然保湿因子;アミノ酸、ミネラル)、脂質の3つがバランス良い状態にある」という基礎的な話から、現在市場にどれだけ妙ちくりんな化粧品が氾濫しているかという話や、ハイレベルな皮膚生理学のお話にいたるまで、内容盛りだくさんでした。
話を聞いていて反省した事は「良好なモイスチャーバランスを実現するには水分、NMF、脂質の3つが重要」という知識がありながら、「100%ピュアなんとか」を唱った商品に目を奪われてしまう瞬間があったことです。「水分、NMF、脂質の好バランス」と「100%ピュアなんとか」は両立しえないんですよね、考えてみれば

それから、「クサール♪クサール♪」のCMでおなじみの化粧品に代表されるような、天然を唱った化粧品は、社長から見るとレシピが30年も40年も昔のものが多いのだそうです。まあ、他の化粧品のことは私には関係ないのですが、それだけ「良さそうに見えて得体のしれないもの」がまるで正当派であるかのように、公然とCMをしているということなんですよね。
社長は元研究者というだけあって(といったら失礼ですが)、ものの考え方がとてもクールな方です。目が笑いません…

これぞキレもの、といった感じ。新商品の開発や既存の化粧品の改良といった点において、「この次なにをターゲットに研究開発を進めて行くべきか」というビジョンを化学的根拠に基づいて、しっかりと持っていらっしゃいます。
「社長の話は素人にはちんぷんかんぷんだよ。」って、先輩が言っていた理由がよく分かりました。大学で生化学と生理学を専攻していないと、理解できないだろうだなあと思って聞いていました。なんでこんな専門的な話を、一般の人達に発信するのだろう?とちょっと不思議に思ったりもしますが、私は今回セミナーを受講して、きちんとした皮膚生理学に基づいた研究開発・臨床開発((1)で述べた、モニターによるin vivo試験のこと。1年間モニタリングをして、数字で結果を出しています)を行っている所なんだという安心感、信頼感を持つ事が出来ました。
それから、化粧品もサイエンスなんだなあということを痛感!!
化学を齧っていた女性には、化粧品もサイエンティストの目で見て欲しいです。
コラーゲンは飲んでも吸収されません。コラーゲンの3重鎖を分解する酵素が人体には無いからです。そして、アミノ酸スコアからみても、あまりいいタンパク源ではないそうですから。飲んでも意味がありません

もしお肌を内から良くしようと思うなら、ビタミン、ミネラル、アミノ酸を取って下さい

要するに、きちんとした食生活がお肌には最良ってことですか。
化粧品も、ビタミン、ミネラル、アミノ酸です

余談)以前、衛生の某助教授が「化粧品の成分を調べたら、化粧品は値段に関わらず、殆ど入っているものが一緒で、違うのは化粧瓶のデザインだけだった」とおっしゃっていました。誰か覚えている人いるかしら?
確かに、化粧品は成分の約90%が商品やブランドに関わらず、共通なのだそうです。
でも残りの10%がとても重要だったのです。この10%を何とするかが明暗を分ける。だから各メーカーが凌ぎを削っているんですね。
それから、ターンオーバーの遅れた肌は、古くなった角質を取り除かないと新しい角質となる細胞が生まれないそうですから、皆さん古い角質は取った方がいいですよ!


終わり。